ピクセル画像からベクター画像まで、2Dアニメーションの製作に際しては、数ある中から、使用するツール選ぶことになります。
そこでこのまとめ記事では、ゲームに重きを置いた素晴らしいツールをご紹介します。知っておいて損はありませんよね?それでは早速見ていきましょう!
OpenToonz
スタジオジブリと同じくらいの技術があればいい、とお考えですか?決してお約束はできませんが、『千と千尋の神隠し』や『ハウルの動く城』の製作に使われたカスタマイズも効くアニメーション用ソフトはあります。
ジブリが初めてToonzを使ったのは『もののけ姫』の製作中で、2016年にはより高度なアニメーション用プログラムがOpenToonz (商用版、Toonz Premiumは未だに費用を支払えば利用可能)と改名して発表されました。
Piskel
Piskelとは、動くキャラクターやピクセル画像を描く為のオンライン上ツールです。
使い方は単純ですが、登録が必要です。公開ギャラリーまたは個人用ギャラリーを作りたいのであれば、グーグルのアカウントでログインすれば可能です。
Piskelでは作業しながら動作のプレビューが可能で、Piskel独自のpiskel形式のファイルをインポートすることもできます。
エクスポートの形式はアニメーションGIF、PNGスプライトシート、そして各フレームがPNGとしてレンダリングされたzipファイルとしても可能です。
Aseprite
Asepriteもまた、ピクセル画像とアニメーション製作の素晴らしいプログラム。
大手ソフトメーカーの仕様と同様にレイヤーに対応しており、オニオン・スキン、プレイ・バック・モード、アルファチャンネル対応、シェーディング機能、そしてカスタム・ブラシ機能まで全て含まれています。
PNG、スプライトシート、そしてアニメションGIFまでPiskelと同様に幅広いファイルのインポート並びにエクスポートが可能です。
Spine
Spineは、ピクセル画像の垣根を越えて、過去のイラスト作品をアニメーション化できるソフトです。これは本当で、実際Spineにはイラスト作成のツールはついていません。それでも素晴らしいアニメーション用ツールなので、一見の価値アリです。
Spineには、キャラクターをアニメーション化するのに必要な全てのツール以外にも、ドープ・シートやフリー・フォーム・デフォメーション(FFD)が含まれています。
ドープ・シートとは、タイムラインをくまなく見渡すことができる機能で、アニメーションのタイミング調整に役立ちます。また、FFDのツールを使って、メッシュ上の各点群を変換することで、画像を歪ませることもできます。
Pencil2D
クロス・プラットフォーム対応のスケッチ・アニメーション化ツール。
Pencil2Dの軽快なデザインにより、ソフトのインターフェイスではなく作画やアニメーションに集中できます。
様々な形式のファイルをインポートまたはエクスポートでき、ビットマップ画像やベクター画像にも対応しています。
FlipBook
従来型の2Dアニメーションを制作できる画像ツールをお探しなら、Pencil2Dと同様にFlipBookも良い選択肢です。
FlipBookならバックグラウンド、オーバーレイ、動画であっても描いたりスキャンしたりインポートすることが可能。音声も加える事ができ、静止画や完成済のアニメーション動画もエクスポートできます。
Synfig Studio
Synfig Studioはクロス・プラットフォーム対応でオープンソース、かつ2Dアニメーションのスケッチやアニメーション化ができる洗練されたソフトです。
その他の画像処理ソフト以上に洗練されていますが、アニメーションに関する全てが管理できるソフトで、ブラシや塗りつぶし、マスク処理、レイヤー等のツールも含まれています。